セキセイインコを雛から育てる場合、成長に伴って、挿し餌をひとり餌に切り替える必要があります。
今回は、セキセイインコの餌をひとり餌に切り替える時期について紹介いたします。
挿し餌から切り替える時期と方法
セキセイインコの雛を人間が飼育する場合、1日6~7回にわたり挿し餌を与える必要があります。
挿し餌は、アワ玉を38度程度のお湯でふやかしたものを、スプーン等を使って与えます。
本来であれば、雛は親鳥から餌を口移しで与えられているため、人間が飼う場合も、柔らかい挿し餌を与える必要があるのです。
生後1~2か月頃から、セキセイインコの雛は挿し餌を食べなくなっていきます。
しかし、急に挿し餌を与えるのをやめてはいけません。
挿し餌を与えながら、ゲージ内に成鳥用の餌をばらまいてみましょう。
少しずつ成鳥用の餌に慣れさせ、食べているのを確認してから、徐々に挿し餌の回数を減らしていきましょう。
この頃には、少しずつ飛ぶこともできるようになりますので、大き目のゲージに移して飼うようにしましょう。
餌をきちんと食べているのか、体重を測定し観察することも大切です。
挿し餌を続ける危険性
可愛いからといっていつまでも挿し餌を続けていると、「そのう炎」という消化器官の炎症を引き起こす可能性があります。
挿し餌は水分を多く含むため、これを長期間にわたり与えていると、そのうの中で腐って炎症を起こす可能性があるのです。
餌を食べなくなった、元気がなくなった等の異常を見つけたら、すぐに動物病院へ連れて行きましょう。
また、挿し餌の時期に人間がスキンシップを過剰に行うと、自分で餌を探すことを怠り、人間の手から挿し餌が与えられるのを待つようになってしまいます。
雛はとても可愛いのですが、甘やかしすぎは禁物です。
過剰なスキンシップにも気を付けましょう。
まとめ
いかがでしたか?
雛の成長は飼い主にとって喜ばしいことです。
セキセイインコを雛から育てることはとても労力の要ることですが、愛情を持って育てることで愛着も湧きますし、なつく可能性も高まります。
鳥の成長に伴って、スムーズに餌の切り替えが行われると良いですね。
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