セキセイインコが大きい糞をしたら、初めて見た飼い主さんはどこか調子が悪いのかと心配になりますよね。
糞が大きくなる原因について、まとめました。
メスのセキセイインコの糞が大きいとき
メスの糞が大きい場合、発情期に入り産卵の準備をしていることが多いです。
おなかの中に卵があると、糞の回数が減り、大きくて緩めの糞をするようになります。
匂いもきついことが多いです。
発情期のメスであれば、大きな糞をしても正常な状態ですのでそれほど心配する必要はありません。
ただし、産卵はインコの体に大きな負担がかかりますので、必要以上に卵を産まないようにコントロールをしてあげる必要があります。
セキセイインコの発情は生後半年くらいから始まりますが、すぐに卵を産むこともあれば一生卵を産まないこともあります。
発情を抑えるためには、過保護にしすぎず適度な温度変化や環境の変化を与える、脂肪分の多い餌を避ける、スキンシップしすぎない、等が効果的です。
大きな糞をしているのに卵を産まない、インコの様子がおかしい場合は産卵ではなく病気のこともあります。
その場合は、病院に糞を持参して診てもらうようにしましょう。
オスのセキセイインコの糞が大きいとき
メスの場合は発情期で糞が大きくなることがよく知られていますが、オスのセキセイインコも糞が大きくなることがあります。
オスのインコの糞の回数が減り、大きな糞をする場合、まずはインコの鼻の色に変化がないか確認してください。
通常青い色をしているインコの鼻が、茶色や白っぽくなり、カサカサしていたら要注意です。
精巣腫瘍の可能性があります。
鼻の色に変化がない場合、単に糞をする場所を決めていて溜め糞をしていることもありますが、腸壁ヘルニア等で糞が出にくくなっていたり、他の病気の可能性もあります。
インコの元気が無い等いつもと様子が違う場合は、病院で診てもらいましょう。
まとめ
セキセイインコの糞が大きい場合、ほとんどがメスの発情によるものです。
ただし、他の病気が隠れていて糞が出にくくなり、結果的に糞が大きくなっている場合もあります。
おかしいな？と思ったら早めに獣医さんに相談することが大切です。
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