突然セキセイインコの鼻の色が変わったら、病気かな?と、心配になりますよね。

セキセイインコの鼻(ロウマク)の、色の変化について調べてみました。

セキセイインコ 鼻の色 病気

セキセイインコの通常の鼻の色

セキセイインコの鼻の色は、性別によって異なります。

ヒナのうちは鼻の色やつやが安定しませんが、半年ほどたてば安定して特徴となる色がはっきり分かるようになります。

大人になると、基本的に鼻の色が艶っぽく青くなればオス、乾燥気味で白っぽくなればメスになります。

ただし、ルチノーやハルクイン等はオスとメスの区別がしづらく、成鳥になってもはっきりとした色の違いが出にくいですが、鼻全体がピンク色になっている場合はオスの可能性が高いです。

セキセイインコの鼻が茶色くカサカサに変化

メスの場合は発情すると鼻が茶色くカサカサに変化し、発情が終わると剥がれて元に戻ります。

ただし、オスのセキセイインコの鼻がメスのように白や茶色に変色しカサカサしてきたという場合は、老化や乾燥の場合もありますが、精巣腫瘍の症状の可能性がありますので注意が必要です。

精巣腫瘍から女性ホルモンのエストロゲンが分泌されるため、エストロゲンの影響で鼻の色がメスのように白や茶色になったり、発情時にメスのようなしぐさをしたりするようになります。

精巣腫瘍は治療が難しく、命にかかわる病気ですので症状が見られたら出来るだけすぐに病院で診てもらいましょう。

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鼻の色が変化するその他の原因として

セキセイインコの鼻の色が変わる原因は主に加齢、メスの発情、オスの精巣腫瘍が一般的に知られていますが、その他にも多岐にわたります。

食事の偏りや吸収不全による栄養障害、鉛などの中毒、肝臓疾患、呼吸器疾患、貧血や循環障害の可能性もあります

まとめ

体の小さなセキセイインコは、症状を見落としがちになってしまいます。

そして進行も非常に早く、1日2日で亡くなってしまうというケースもありえるのです。

症状が見られたら出来るだけ早く受診しましょう。

また、見つけた時には時すでに遅しとならないよう、半年から1年に1回程度は定期的に検診を受けることが大切です。


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