セキセインコを飼っていると、普段目にしないような不思議な行動を目にして、不思議に思ったり心配した経験はありませんか?
もしかしたら重大な病気かも・・・と心配して、急いで病院に行くも異常なし。
実はその不思議な行動、セキセイインコの発情行動かもしれません。
なんとそれ、発情だった! セキセイインコの雌の発情行動
正常なセキセイインコであれば、雌雄ともに年頃になると発情期を迎えます。
今回は、雌の発情行動に注目したいと思います。
なぜ雌に注目するのかと言うと、雌は卵を産む分、それに際するトラブルにもみまわれやすいのが現状です。
卵を産まない雄はパートナーに対して、餌を吐き戻ししたりお尻をすりつけたりという行動がみられるだけなのですが、雌の場合は少し問題が生じてきます。
雌の発情行動としては、まず個体差もありますが気性が荒くなります。
おとなしかった雌のインコが突然些細なことに敏感に怒ったりするようであれば、発情期を迎えているのかもしれません。
また正常に体が成熟し、パートナーや飼い主に発情すると卵が体内でできます。
そうすると、正常に体外に出すことができればいいのですが、卵管詰まりという雌特有の病気にかかるとやっかいです。
この卵管詰まりとは、体の中にある卵が詰まってしまい、上手く体の外へ出すことができなくなる病気です。
この場合、手術して出さないといけない状況になってしまうこともありますし、最悪亡くなってしまうこともあります。
体の小さいセキセイインコならではの病気でもあるので、繁殖を希望しないのであれば発情を抑えることが一番の解決策とも言えます。
飼い主に発情するのを防ぐ場合、スキンシップの量を減らすこと。
また部屋やセキセイインコ自身を温めすぎないようにすること。
そして卵を作らないよう、巣になりそうな暗く狭いスペースをケージの中に作らないようにする。
・・・などが簡単にできる予防策と言えます。
まとめ
とってもかわいいセキセイインコが辛い思いをしないよう、飼い主側になる我々人間は配慮していけば、人間もインコも楽しい生活が送れるようになりますね。
飼っているセキセインコを、ぜひよく観察してあげてください。
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