文鳥とは？
インドネシア原産の鳥で、全長１７ｃｍ程度、体重は25ｇ程度です。
草原や低木林に生息していて、つがいや群れで生活しています。
穀物を主食としていた為、害獣として駆除され生息数が減った歴史を持っています。
日本にやってきたのは江戸時代の初期頃。
日本で繁殖させ、ペットとして愛されている文鳥ですが、近年では台湾からの輸入が増えているそうです。
文鳥と言えば白い体に赤いくちばしのイメージですが、実は多種類あり、「ノーマル（並文鳥）」「桜文鳥」「白文鳥」「アルビノ文鳥」「シナモン」「シルバー」「クリーム」「イノ」「アゲイト」「頬黒」「ブルー」など、様様なカラーリングが存在します。
ペットショップなどでは、並・桜・白などは2000円程度、シナモンやシルバーなどの珍しい種類になると8000円程度で販売されています。
セキセイインコとは？
オーストラリア原産の鳥で、全長20㎝程度、体重35ｇ程度と文鳥より少し大きいです。
乾燥した草原地帯に生息し、つがいや群れで生活しています。
日本にやってきたのは、明治時代末期頃です。
「並」「高級」「大型」などに分類され、体の色で種類分けられている。
現在では5000種類以上にも及びます。
販売価格は文鳥と同じくらいで、並などは2000円程度、高級は8000円程度で売られています。
性格と違い
文鳥の性格は、甘え上手ですが気が強い傾向にあります。
特にオスは気が強く、威嚇行動が見られます。
攻撃の意味もありますが、慣れていない物・人・環境を怖がる面の裏返しの場合もあります。
メスは、飼い主にぴったりと寄り添い穏やかに過ごしますが、独占欲が強く、ほかのインコと同じケージでの飼育はとても不向きです。
セキセイインコの性格は、人懐こく好奇心が旺盛で、オスは特に人見知りをしない傾向にあります。
セキセイインコと文鳥のオスは人見知りの部分で違いが見られ、メスにおいては、クールでマイペースなセキセイインコと、おっとりだけど嫉妬深い文鳥、という違いが見られます。
まとめ
小型鳥類を多数羽飼いたい場合、ほかのインコと文鳥を同じかごに入れて飼うと、文鳥がいじめてしまうことがあるそうです。
相性や性格などをよく観察して、ストレスを受ける可能性を取り除いてあげることが大切だと思います。
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