セキセイインコは立派なくちばしをもっています。
今回は、そのくちばしについて調べてみました。
セキセイインコのくちばし
セキセイインコの上くちばしは、頭蓋骨と可動接合しています。
また下くちばしはなめらかな継手上の構造で接合しており、前後水平に動かすことができます。
くちばしは使うたびにすり減っていきますが、人間の爪のように常に成長することで、長さを保っています。
高齢のセキセイインコは、代謝やホルモンバランスの崩れによって、長さが長くなりすぎたりすることがあります。
この場合は摂食障害をおこす可能性が高いので、獣医さんに見せることをおすすめします。
くちばしに白いかさぶた
くちばしが、白っぽい穴のあいたかさぶたができた場合注意しましょう。
疥癬症という病気で、ヒゼンダニというダニに寄生されることによって発症します。
ヒゼンダニはセキセイインコのくちばしの表皮に小さな空洞を作り、寄生します。
疥癬症にかかるインコは比較的若く、ストレスの多い環境や、非衛生的な環境下で生活している場合が多いです。
薬品で治療することができますので、発見したら獣医さんに見てもらいましょう。
くちばしに黒いくすみ
くちばしに黒いあざやくすみができたら、内出血の可能性があります。
人も肝臓の調子が悪いと爪に異常をきたす場合が多いですが、くちばしも角質ですので、肝臓と密接な関係にあります。
したがって肝臓の調子が悪いと、内出血を起こす可能性が高くなります。
原因は肝脂肪、栄養不良、感染症など色々あります。
インコ自体、体調が悪そうにしますので、そういうときにくちばしにあざがあるようでしたら、早急に動物病院で検査を受けることをおすすめ致します。
くちばしが伸びすぎる
上記したようにセキセイインコのくちばしは、ホルモンバランスや代謝のみだれによって伸びすぎたり脆くなることがあります。
放置しておくと、根本から折れてしまうことがあります。
根本から折れてしまうと、生えてこなくなってしまいますので、獣医さんに切ってもらうなどしましょう。
くちばしの怪我
くちばしを強くぶつけたりすると、ヒビや欠けることがあります。
欠ける程度なら再生してくれますが、根本から折れてしまうと再生できません。
くちばしがなくなってしまうと摂食障害を起こす可能性があります。
ヒビや、欠けができた場合、無害のボンドで応急処置をするか、動物病院に連れて行くなど対策をとりましょう。
まとめ
ほかにも、あれおかしいな?と思うことがありましたら、早めに動物病院で検査を受けましょう。
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