セキセイインコの目は、最初は真っ黒ですが、後にアイリング(アイリスリング)とよばれる白目が出てきます。
これはいつ出てくるものなのでしょうか。
セキセイインコのアイリング、および目のはたらきについて調べてみました。
成鳥になると現れる
幼鳥のころは黒目ですが、成鳥になるとアイリングが出てくるようです。
セキセイインコは生後5~6週目あたりから成鳥になる準備が始まり、生後5~7ヵ月目には羽が生え替わって成鳥になるようです。
アイリングが出ないインコ
ハルクインという種のセキセイインコにはアイリングが現れません。
成鳥になってもずっと黒目のままです。
ちなみに、アルビノやルチノーはアイリングが出ますが、黒目ではなく赤目です。
虹彩の変化
虹彩の変化によってインコの機嫌が分かります。
虹彩が広がったり縮んだりしているときは、機嫌がよく、目の前のものに興味があることを示しているようです。
言葉を教えたいときは、まず虹彩の動きに注目して良いタイミングを見つけてやると、覚えが早くなるかもしれません。
セキセイインコの視界
インコだけではありませんが、鳥はヒトよりも広い視野をもっています。
ヒトが片目で見ることのできる範囲は160度前後である一方、インコは180度以上、両目を使うと300度以上の視界を確保できます。
また、鳥は視細胞が集中している場所が眼球に2つあるため、同時にふたつの場所を見ることができるようです。
たとえば、手前の地面を見つめながら、同時に離れた場所も見ることができます。
インコをはじめ鳥の脳は、こういった情報を速やかに処理できるほどの高い機能を備えています。
ハイスペックな目
ヒトは3種類の視細胞をもっているため、3原色のフルカラーで世界をみています。
一方、鳥は4種類の視細胞をもっているため、ヒトよりも細かく色を見分けることができます。
また、紫外線の一部も見えているようです。
さらにセキセイインコは、暗闇でも一定の視力を維持することができるようです。
ただ、暗闇に目が順応するまでにはヒトよりも時間がかかるようです。
まとめ
アイリングも良いですが、黒目がちな目も可愛らしいものですね。
黒目が好きな方はハルクイン種を選ぶと良いと思います。
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