セキセイインコは抱卵の時期に糞をどのようにするのでしょう。
初心者にも分かりやすく解説します。
セキセイインコの抱卵時期の糞の変化
セキセイインコが産卵して抱卵の時期を迎えると、糞をする回数が減るのをご存知でしょうか。
いわゆる”ため糞”というもので、排便数は一日に一、二回程度になります。
糞の回数が減る代わりに、糞の形は大きくなり重量が増します。
なぜ糞の回数が減るのかといいますと、大事な卵を外敵から守るためです。
頻繁に糞をしてしまうと外敵に居場所を知られることになりますので、卵が危険に晒される確率が高くなります。
自然界の生き物のセキセイインコには、元々そのような卵を守る習性が備わっているのです。
セキセイインコの抱卵の時期の糞の注意点
抱卵の時期には、ケージの中で糞をしなくなる場合が多く見られます。
やはり外敵から卵を守りたいとの本能が働くのでしょう。
そのような場合には、ケージの外に放鳥してやります。
糞をした後にまた戻って来て抱卵を再開しますので、放鳥が可能な部屋でしたらその方法をお奨めします。
放鳥できない部屋でケージに入れて飼っている場合はケージの中に大きなため糞をしますが、抱卵の時期のセキセイインコは神経質で過敏になっていますので、不必要な刺激を与えないようにしなければなりません。
ケージが糞で汚れているとついつい掃除をしたくなるものですが、敷紙を取り替える程度に留めておきましょう。
セキセイインコにストレスを与えたり、大事な卵を傷つけることを避けるためです。
水拭きもカビが発生する原因になりますので止めておきましょう。
飼い主が放っておいても、親鳥のセキセイインコが自然の習性で卵の孵化をきちんと見守っています。
まとめ
セキセイインコが大事な卵を守っていることが分かりました。
抱卵の時期に糞の回数や様子が変わるのは、そのためだったのですね。
室内飼いのセキセイインコには外敵が存在しないと分かっていても、兼ねてより備わっている習性でため糞をするのは凄いと思いました。
ケージの中が糞で汚れていると不衛生に感じて、すぐに掃除をしたくなりますが、不必要な掃除はかえって環境を悪くしてしまうことがあるのでしょうね。
勉強になりました。
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