セキセイインコを飼い始めた皆様。
可愛いセキセイインコが芸をするところを想像しただけでも、顔がほころんでしまいますね。
今回は、芸の中でも代表的なおしゃべりと、手乗りの教え方をご紹介します。
おしゃべりの教え方
元来セキセイインコは、「ラウドコール」と呼ばれている、【好きな相手の声真似をすることでコミュニケーションをはかる】習性をもっています。
この習性は主にインコ同士のカップル間で行われる習性ですが、飼い主との間にも成り立ちます。
そのことをもとに、まずはセキセイインコに好きになってもらうことから始めましょう。
とはいえ、特別なことをする必要はありません。
しっかりお世話をしてあげて、たくさん話しかけてあげてください。
あなたの愛情が伝わればまず、一つ条件がそろいます。
さて、おしゃべりの練習です。
まずはお名前から教えてあげましょう。
何度も何度も、繰り返し言って聞かせてあげてください。
一日で覚えさせようとせず、気長に教えてあげましょう。
パピプペポの発音は、比較的簡単であるといわれており、「ぴーちゃん」や「ぴーこちゃん」はお名前を名乗れるようになることが早いと思われます。
お名前を話せるようになったら、一つ一つ単語をつなぎ合わせて聞かせてあげてください。
これを繰り返すことで、長いものでおとぎ話丸々一つなどの文章を覚えることができるようになります。
手乗りの教え方
まず、あなたの手に慣れてもらいましょう。
直ぐに手に乗せようとせず、餌を手でつまみ、ケージ越しにセキセイインコに食べさせてあげてください。
セキセイインコは「おいしいものをくれるこの手は好き！」と思ってくれるようになります。
次は、ケージの中で手に足をかけてもらう練習。
ここから先の練習は、くれぐれも手をしっかり温めてから始めてください。
冷たい手のままでは、セキセイインコは居心地が悪く、近づいてくれなくなってしまいます。
手を温めたら、ケージに直接手を入れて、人差し指をセキセイインコの胸に近づけ、下から持ち上げるように触ってみましょう。
セキセイインコが片足をかけてくれたら、指を少し上に挙げてみます。
セキセイインコは、自然ともう一方の足も指に乗せてくれるはずです。
ケージの中で手に乗れるようになったら、今度は最後の行程。
ケージの外で挑戦してみましょう。
扉の前あたりに人差し指を出して、名前を呼びかけてみてください。
指に乗ってくれたら、褒めてください。
そして、セキセイインコが人差し指にのった状態で、もう一方の手の人差し指を近づけ、指から指に移してみます。
これで手乗り成功です。
名前を呼ぶと、手乗りをしてくれるようになります。
まとめ
以上、セキセイインコに教えたい主な芸「おしゃべり」と「手乗り」の教え方のご紹介でした。
他にもユニークな芸がたくさんあります。
飼い主さんであるあなたの愛情がしっかり伝わり、焦らないスタンスで見守ってあげれば、きっとたくさんの芸を覚えてくれるはずです。
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