みなさんは、セキセイインコの種類でルチノーという種類を御存じでしょうか？
このルチノーという種類はほかのノーマルタイプのセキセイインコと違い、全身が黄色からなり、頬や額に小さく白い斑点を持つのが特徴です。
それにくわえ、目の色が赤色か褐色気味の茶色なのも、ほかのセキセイインコとは大きく違う特徴になっています。
現在はペットショップの普及やブリーダーの存在により、珍しいタイプのセキセイインコでも目にする機会が増えました。
しかし、画像などでは見たことがあるけど実際に見た、あるいは飼ったことがない方が多いのではないでしょうか。
寿命が短い？ セキセイインコルチノーの謎
珍しい種類のインコとなると、飼ってみたいと思う方も多いのではないでしょうか。
しかし、持っている体の特徴故に、もしかしたら普通のインコと何か飼い方が違うのかもしれない・・・と戸惑う人もいるでしょう。
そもそもルチノーのこの珍しい色というのは、メラニン色素の欠乏からきています。
普段私達が目にしている、セキセイインコのグレーや黒といった色はこのメラニン色素があることによってなりたっています。
これが欠けてしまうということは、グレーや黒といった色がなくなってしまうことになるのです。
ルチノー特有のメラニン色素の欠乏から、ルチノーは体が弱い、寿命が短いという一説もあります。
しかしセキセイインコの寿命には個体差があり、体が弱かったり、体調不良を悪化させてしまえば、どんなセキセイインコも寿命をはやく迎えてしまうものです。
これはルチノーに限ったことでなく、どのセキセイインコにも言えることであり、ルチノー「だから」寿命が短いと一概には言いきれません。
少しでも長い時間を楽しく一緒に過ごせるように、飼い主はめいいっぱいの愛情を注いであげるべきです。
しかし、やはりルチノーが故の飼い方の注意点はいくつか存在するようです。
特徴のひとつである赤目は、光に弱く、通常のセキセイインコのように日光浴させると目をいためてしまう原因になります。
なのでこの点には注意したほうが良いと言えるでしょう。
まとめ
珍しい個体を目にすると、飼ってみたい！ と思うと同時に、わからないこともたくさんあって不安になってしまいますよね。
まずはセキセイインコを知ることから。
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