セキセイインコに卵を産ませたい方もいると思いますが、インコの発情期はいつなのでしょうか。
また、発情中の雌にはどんなケアをしてあげればいいのでしょう。
セキセイインコの発情期について調べてみました。
産卵は1年中可能
セキセイインコは生後2、3ヵ月で性成熟に達しますが、卵を産むには生後10ヵ月以上、3歳以下の若鳥が適しています。
体力が十分あるため、卵詰まりなどのトラブルも少なくなります。
産卵は1年中可能ですが、体への負担が少ない春先か秋が最もふさわしいといえます。
発情期の雌の特徴
雌は発情すると、尾羽を持ち上げるような仕草をしたり、巣箱をかじり出したりします。
また、気性が荒くなって飼い主やパートナーの雄に噛みつくこともあります。
発情中は、インコ自身でも高ぶった神経を制御できないようです。
なるべく刺激を与えないようにしてあげましょう。
巣に近づくと怒るようなら、離れた場所から呼びかけるようにしてできるだけ落ちつかせてあげることが大切です。
発情のピークは1、2週間で終わるようです。
産卵の準備
日光浴やケージの清掃をひかえ、厚手の布や段ボール箱などでケージを覆うなどして落ちつける環境を作ってやると良いでしょう。
ケージの中には巣箱をかけ、温度は20度以上を保つようにします。
巣草は敷かない方が良いようです。
セキセイインコはほかの鳥と異なり、巣草を邪魔とみなし苛立つ傾向があるようです。
餌は普段どおりで構いませんが、塩土、ボレー粉、カットルボーン(イカの甲)、エッグフードなどを副食としてあげると良い栄養補給になります。
発情しないとき
雄と雌を引きあわせても、発情しないことがあります。
単純に相性が合わないことも考えられますが、手乗りでなついているインコなら本命が飼い主という場合もあるようです。
また、複数のインコを同じケージで飼育している場合、縄張り争いなど集団生活の競争に忙しく、発情しているゆとりがないということも考えられます。
雄と雌を引き合わせたいときは、二羽がゆっくりとお互いの絆を確かめ合えるような落ちついた環境を作ることが大切です。
まとめ
発情期はとにかく刺激せず、落ちついていられる環境を作ってあげることが大切なようですね。
大きな物音に驚いた拍子に、思わずパートナーの雄を攻撃して怪我を負わせてしまうなどのケースもあるようです。
いつもなついているインコが急に攻撃してきたら動揺すると思いますが、一時のことですので大らかに構えているのが良いようです。
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