セキセイインコの抱卵の時期に偽卵を使うことがあります。
使い方と撤去の方法について学びましょう。
セキセイインコの偽卵とは
セキセイインコをつがいで飼った経験のある人なら、産卵後のセキセイインコに抱卵の時期があることをご存知でしょう。
この時期に気を付けたい点をお教えします。
野性のインコと違い、室内で飼育されているセキセイインコは安全で温かい場所で過ごしているため、常に産卵に適した状態にあります。
そのため次々と卵を産み、自然に放っておくと卵が増えすぎることになってしまいます。
産むのは有精卵ばかりでなく無精卵のこともありますので、それほど雛が孵って困るということにはなりませんが、産卵のたびに卵に自分の栄養を吸い取られているので体力を消耗してしまいますし、寿命も短くなってしまいます。
体内に卵を詰まらせる不安も付きまといます。
そのようなことからバースコントロールの意味合いで、セキセイインコに偽卵を抱かせる方法が多く使われています。
偽卵を抱卵している間は卵を産むことはありません。
偽卵はペットショップで売られています。
形に大小あるのでセキセイインコ用の偽卵を選ぶようにします。
次に使い方のタイミングを学びましょう。
偽卵の撤去について
巣箱に偽卵をあまり早く入れ過ぎても、興味を持ってくれないことがあります。
産卵のタイミングに合わせて置くのがベストな方法です。
また、卵の数が急に増えすぎてもセキセイインコが警戒してしまいますので、１つずつ自然に足していくか、または無精卵と自然にすり替えるようにしてください。
偽卵を撤去するタイミングですが、通常ですと産卵の後は約２０日で孵化しますので、同じように２０日間くらいはそのまま偽卵を抱卵させてやりましょう。
撤去した途端にまた卵を産んでしまう個体もいるようです。
様子を見ながら根気強くタイミングを試してみてください。
まとめ
偽卵という言葉は聞いたことがありますが、つがいで飼ったことがないので使い方を知りませんでした。
卵を産み過ぎるとセキセイインコに負担が掛かるとのことで、飼い主さんは事前に偽卵を用意しておかねばならないと思いました。
置くタイミングと撤去のタイミングは個体差がありそうですね。
最初からこれという正解を決めずに、セキセイインコの行動を見ながら行うのが良さそうですね。
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