セキセイインコは卵を産むと大事に温めて孵します。
卵には有精卵と無精卵があり、一羽しかいなくても無精卵を産むことがあるようです。
セキセイインコの雌と卵について調べてみました。
産卵時の様子
セキセイインコの雌は、卵を産むころになると外に出ることがほぼなくなり、痩せて具合が悪そうな状態になります。
軟らかい便を大量に出すこともあります。
産んだらすぐに抱卵する
卵は一日おきに産み、最終的に4~6個の卵を産みます。
健康状態の良いインコならば、10個近く産むこともあるようです。
産んだ卵はすぐに抱卵します。
排泄の時間以外は、ずっと卵の上に座り込んだまま動きません。
卵は定期的に場所を入れ替えます。
どの卵も平等にいちばん暖かい場所で温める必要があるためです。
抱卵を始めてから約18日後に卵が孵ります。
卵詰まりになったら
インコが座り込んで尾をぴんと上げ、辛そうにしていたり呼吸が速くなっていたりする場合、卵が詰まってしまっている可能性があります。
ペットヒーターなどで体を温めたり、加湿器を強くしたりする必要があります。
1~2時間様子をみて、それでも産めないようなら獣医に連れていきましょう。
卵詰まりの原因
原因はいくつか考えられます。
気温が低すぎると産卵がうまくいかない傾向があるようです。
ケージの中の室温は30度ほどにしてやると良いようです。
また、カルシウム不足も卵詰まりを惹き起こします。
肥満体型も産卵には良くありません。
ほかにも、年齢が低すぎたり高すぎたりしてもうまく産卵できないことがあるようです。
有精卵と無精卵の見分け方
卵を光に当ててみると、有精卵の場合は中の血管が透けてみえ、無精卵の場合は黄身の部分がみえます。
また、有精卵は表面に光沢がみられ、くすんだ色をしているのに対し、無精卵は真っ白で表面がザラザラしています。
また、中止卵というヒナの成長が止まってしまった卵もあります。
この場合、光に透かすと乾燥した黄身のなかに血液の固まりと血管がみえます。
まとめ
人間が何度も卵を触ると、インコが抱卵しなくなってしまうので気をつけてください。
また不要な産卵を止めるには、偽の卵を入れるという方法があります。
インコは自分で卵の数を調整する習性があります。
インコが偽の卵を自分の産んだ卵にカウントするため、少ない産卵で済むようです。
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