人に良く懐くセキセイインコ。
一羽で飼っているセキセイインコが、飼い主さんの爪をついばんできた事はありあませんか?
古くから飼い鳥としての歴史のあるセキセイインコですが、野生のセキセイインコは人間と同様、一夫一妻です。
オスとメスがとても仲良く、一度ツガイになると、どちらかこの世を去ってしまうまで寄り添って幸せに暮らします。
セキセイインコは、非常に社会性が高く情愛深いのです。
野生のセキセイインコのオスは、気になるメスを見つけると求愛行動を取るのですが、求愛に失敗した場合、メスは怒ってオスを突っつきます。
反対に求愛に成功した場合、メスはオスの嘴に優しく触れ、美しい囀りをします。
そして、オスが用意した餌のプレゼントを受け取り、頭を掻かせます。
飼い主さんの爪を追ってつついてきたり、オスのインコがお尻を振っているのは求愛行動の一つです。
大好きな人や場所、おもちゃ等にもお尻をこすりつけるようになります。
オスもメスも繁殖期に入ると陽気に鳴くようになってきます。
ペットとして飼う際にも発情への気配りが必要です
例えばオスのセキセイインコが発情した場合は、卵に関係する心配はないのですが、オスも発情をすると精巣関係の病気になってしまうことや、吐きもどし、お尻をこすりつける等の行動がみまれます。
カゴの中を清潔に保つことや、もしも卵巣の病気になった場合は、鼻の部分がメスと同じ茶褐色に変色してきます。
また、メスが発情した場合は交配をしなくても無精卵を産むこともあります。
卵詰まりや卵管子宮部の収縮不全におちいることもあります。
室内の注意点
セキセイインコは野生では太陽の日差しが照りつけ、気温が上昇する日中はあまり活動せずに、まばらに生えている樹木の影で休息を取り、朝夕の涼しい時間帯に餌を探したり水を飲んだりして過ごしています。
そのため室内での飼育は、日照時間を短くし、部屋を明るくしすぎない、暖かくしすぎない事。
特に背中を撫でるのは交配の刺激にあたりますので、スキンシップには気をつけましょう。
まとめ
一羽で飼っているセキセイインコが人に良く懐き、構ってほしい時には羽根を浮かせ話しかけてくるのは、飼い主さんをパートナーだと思っているのですね。
群れの中で仲間やツガイで生活しているセキセイインコは、とても寂しがり屋です。
愛鳥のセキセイインコと長く一緒に居られるよう、気配りも忘れてはいけません。
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