セキセイインコとは?
オウム目インコ科セキセインコ属のセキセインコです。
体長は20㎝前後、体重は30g程度です。
繁殖期は年2回で、季節はあまり関係ありません。
原種のセキセイインコは乾燥地帯に生息し、雨が降った後の餌が豊富にある時期に繁殖します。
飼育下では、快適な温度や安全な環境、豊富な餌など条件がそろえば、発情期に入ります。
それは、異性に対してだけではなく、同性や飼い主、いつも遊んでいるおもちゃに対しても起こります。
セキセイインコは、とても愛情豊かな鳥なのです。
ペットショップでは、2000円~3000円程度の手ごろな値段から販売されており、とても入手が簡単です。
人懐こい性格で、飼いやすいとされるセキセイインコですが、繊細な面もあり、日頃から健康状態の観察が大切です。
セキセイインコの鼻に茶色のかさぶたが出来る理由は?
日頃の様子と違った症状があれば心配になりますが、セキセイインコの鼻に茶色のかさぶたが出来た場合、メスであれば心配ありません。
発情が終わりに向かっているサインです。
セキセイインコのメスの発情は、生後半年頃から見られます。
発情期には蝋膜が茶色になり、ガサガサになって、やがて発情が終わるとかさぶたとなって剥がれ落ち、蝋膜は元の白色に戻ります。
発情したままだと、どんどん蝋膜が盛り上がっていきます。
オスとつがいで飼い、子を増やすのも楽しみの一つですが、発情しすぎると病気のリスクが高まってしまいます。
健康で長生きさせるためには、人間の手で発情抑制のコントロールも必要になります。
オスの場合、蝋膜が茶色くなったら病気のサインなので、速やかに受診したほうが良いでしょう。
まとめ
セキセイインコのオスのほうが、人懐っこくおしゃべりも上手で人気がありますが、おとなしくマイペースなメスも飼いやすいかと思います。
つがいで飼うのも楽しいですね。
ですが、繁殖が目的でないなら発情抑制したほうが末長く一緒に居られる可能性が高くなります。
もし、急に騒がしくなったり、鳴き声が大きくなったり、攻撃的になったら、発情のサインかもしれません。
今すぐチェック>>セキセイインコのペット保険は必須!?選ぶポイントについてはこちら♪
今のあなたにおすすめの記事