セキセイインコの鼻の色について
セキセインコは性別や種類によって鼻(蝋膜)の色がいくつかあります。
生後間もない頃は、オスメスの見分けがつきにくく、蝋膜全体がピンク色や薄紫色などですが、生後4か月を過ぎると蝋膜の色が性別ではっきり分かれてきます。
ノーマルやレインボー種などのオスの蝋膜はきれいな青色や紺色をしています。
メスは白色、薄ピンク色または茶色です。
ハルクインやルチノー種のオスの蝋膜は成鳥になってもピンク色です。
一方メスは、全体にピンクで鼻の孔の周りだけが白色です。
パイド種は、オスの蝋膜がピンク色で、メスは青色に穴の周りが白色をしています。
個体により成鳥になっても、オスメスの判断がつきにくい蝋膜の色をしているインコもいます。
性別を間違って飼い、発情のタイミングで正しい性別が判明するのはよくあることです。
セキセイインコの鼻が青の種類とピンクの種類に分かれる理由?
原種の流れをくむノーマル種などのオスの蝋膜はメラニン色素の影響で青くなります。
ですが、人間の手で品種改良されたハルクイン、ルチノー、アルビノ種などは生まれついてのメラニン欠乏症のため、蝋膜が青く染まらずピンク色になるのです。
目も黒くならず、赤いです。
そのためか、視力や体力がほかの種より弱いとされています。
メラニンとは、人間や動物、植物が持っている色素です。
ほくろやシミ、日本人の目や髪が黒いのもこの色素を持っているからなのです。
シミ、というとあまり良いイメージはありませんが、メラニン色素には肌を紫外線から守る大切な役割があります。
セキセイインコの健康維持のために日光浴は欠かせませんが、この種は強い光に弱いので注意が必要だそうです。
まとめ
人間は人種によってメラニン色素の量が違い、黒色人種は多く、白色人種は少ないです。
日本人は黄色人種なので、その中間ということになりますね。
日光を浴びればシミやほくろが出来るし、年を取れば髪の毛が白くなっていきます。
これもメラニンの作用です。
セキセイインコもメラニン色素に影響を受けているということは、同じ生き物として身近に感じますね。
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