セキセイインコが産む卵には、温めるとヒナが孵る有精卵と、交配していないため温めてもヒナが孵ることのない無精卵の2種類があります。
私たちが普段食べている鶏卵もほとんどが無精卵。
だったら、飼っているセキセイインコの無精卵も食べることができるのではないかと思う人もいるのではないでしょうか。
セキセイインコの無精卵も食べることは可能ですが、実際に食べた人の感想としては「食べられないことはないけど美味しくもない」というものが多いようですね。
食べてみたいという人は、食中毒を防ぐために十分加熱をしてから食べるようにしてください。
単独飼育でもメスは卵を産む
セキセイインコのメスは、だいたい生後6か月を過ぎると体も成熟し、体内で卵を作るようになります。
これは生理現象のようなものなので、たとえオスと一緒に飼っていない単独飼育であっても、メスは定期的に卵を産み続けます。
なので、メスが無精卵を産むこと自体は、ごく自然なことと思って大丈夫でしょう。
しかし、卵を産むという行為にはそれなりのリスクが伴うので、産ませないような対策を取ることも飼い主の責任となってくるのです。
卵を産むことのリスク
セキセイインコのメスが無精卵を産むときには、やはり体力を使いますし、身体に蓄えておいた栄養も消費します。
身体に負担のかかる行為なので、あまり頻繁に無精卵は産ませないほうが良いですね。
また、卵は卵管を通って産み出されますが、時折その卵管に卵が詰まる「卵詰まり」という現象が起こってしまうことがあります。
卵管は、糞を排出するときにも使われるもの。
そのため、卵管が卵で塞がれてしまうと、糞も出すことができなくなり、最悪の場合は命に関わることもあるのです。
まとめ
飼っているセキセイインコがメスの場合、単独飼育でも無精卵を産むことがあります。
せっかく産んでくれた卵、捨てるのはもったいない気もするし、食べられるのなら食費も浮いていいんじゃないか、なんて思ってしまうかもしれませんが、メスが卵を産むという行為にはそれ相応のリスクが伴われます。
まずは無精卵を産ませない対策を考えていきましょう。
それでも産んでしまった卵は食べることもできますが、食べるときは自己責任でお願いしますね。
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