セキセイインコの繁殖
つがいのセキセイインコを飼っている場合、飼い主さんが知らないうちに、いつの間にか卵が産まれていて、知らないうちに雛が孵っていることはよくあります。
セキセイインコの繁殖は特別難しいというわけではありませんが、インコのためを思うのであれば、基本的な知識は頭に入れておきましょう。
雛が孵ったあとどうするかわからず、亡くなってしまう。
なんて経験はしたくありませんよね。
繁殖に必要なこと
・木箱
繁殖には、誰にも邪魔されない場所が必要です。
基本的にはペットショプに置いてある木箱で十分です。
知らない間に雛が孵っていた場合のほとんどが、檻の中に木箱を置いていたそうです。
いかに木箱が重要かわかりますね。
・湿度、温度
なるべく衛生的で、温度は15度〜18度、湿度は60%を目安に管理しましょう。
また陽の光を適度に浴びさせることも大切です。
・エサ
木箱の中はエサを絶やさず置いておきましょう。
またエッグフードなどを使うこともオススメです。
セキセイインコの繁殖と色素の組み合わせ
・色の成り立ち
セキセイインコの羽の色は、無数の色素細胞によって色付けられています。
例えば緑色の場合、細胞の外側にケラチン層という層が存在し、そのケラチン層に黄色の色素細胞であるカロチノイドが含まれます。
またその内側の髄質には、青色や黒といった暗色系の色素細胞であるメラニン色素が含まれており、それらが組み合わさることによって色付けられているのですね。
したがって、黄色はほとんどメラニンを持たない場合、青色はカロチノイドをほとんど持たない場合ということですね。
・配色の組み合わせ
セキセイインコの配色は、緑系と青系に大別されます。
配色の遺伝は緑と緑のつがいであれば必ず緑系が生まれ、また黄色遺伝子を持たない青と青のつがいであれば青色の雛が生まれます。
緑と青のつがいであれば、緑が青に対して優性なので緑色の雛が生まれます。
しかしながら、その雛には2色の異なる遺伝子を劣性遺伝子として受け継がれますので、後世の配色がまた異なってきます。
黄色は緑系の配色の一種で青色の色素が薄いということなのです。
まとめ
セキセイインコの詳しい遺伝子については、専門書を参考にされると良いでしょう。
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