セキセイインコは、ノーマル、オバーリン、レインボー、アルビノ、ルチノー、ハルクウイン、スパングル、ウイング、パイドと非常に多種多様の毛色があります。
その中で黄色で赤い目をしていて、ほっぺやおでこに白色の斑点模様があるのがルチノーです。
とても愛らしい容姿なので人気のルチノーは、ほとんどがメスという神秘的な面をもっているというので調べてみました。
ルチノーのメスとオスの話
ルチノーは、人工的な交配を繰り返して生まれた種類なのです。
そして圧倒的にメスが多いのです。
それは遺伝的なことが理由で、父親の遺伝子でインコの毛色は決まります。
一方、母親の遺伝子で性別は決まります。
そのため父親の毛色がルチノーなら、子供もルチノーになりやすく、父親と母親の両方がルチノーの場合はメスとオスの割合は半々に。
しかし、父親がルチノーで母親がルチノー以外のセキセイインコだと全てメスしか生まれてこないのです。
なのでルチノーはメスが多いのです。
性別を見分けるには
ノーマル種の場合は、クチバシの上の鼻のところに特徴があらわれます。
鼻の部分をろう膜というのですが、その部分の色で見分けができます。
まだ幼いヒナ鳥の時は、メスもオスも共にピンクや薄紫色、または2つの色が入り混じった色であまりで見分けがつきません。
生後4~6ヶ月頃まで成長してくると、性別により色が分かれてはっきりしてきます。
オスは、幼いころよりもはっきりした青っぽい色になり、ろう膜がツルツルした感じです。
メスの場合は、白、または白に近いピンクっぽい茶色で、ろう膜が光沢がないザラザラした感じになります。
メスのほうが見分けはつきにくいかもしれません。
ルチノー種の場合は、ろう膜で見分けることはかなり難しいです。
オスは、幼い頃とさほど変わらず、全体的にピンク色でツルツルした感じのろう膜をしています。
中には、やや紫っぽい色の子もいるようです。
メスも、全体的にピンク色ですが鼻の穴の周り部分だけ白い輪になったろう膜をしています。
発情した時の行動を観察すると見分けることができます
オスは、食べた餌の吐き戻しをします。
本来はメスへのプレゼントなのですが、特定の場所に吐き戻しをする行為をすることがあります。
メスは、お尻を左右に振ってこすりつけたりします。
黄色いルチノーの性格は好奇心旺盛で芸もできる?
カラーによってセキセイインコの性格は違うのかと話題になりますが黄色、緑、青、白系のカラーの順で性格がおとなしいと言われることもあります。
ルチノーは黄色なので、好奇心旺盛で遊び好きな性格が多いとも言われますが、セキセイインコの性格はカラーにかかわらず人なつっこく、好奇心も旺盛で遊び好きな子もいるしそれぞれです。
あまり性格と色は関係ないように思えます。
実際におとなしいと言われる白のアルビノ系でも、元気いっぱいにおしゃべりしたり快活な子もたくさんいます。
芸ができる子は、好奇心が強くて遊びの延長で色々覚えやすいと言う事だと思います。
おしゃべりを芸というのなら、オスのセキセイインコは教えてあげると上手におしゃべりします。
メスの場合は、ちょっとはしゃべるけど、何言ってるかわからないって感じが多いようです。
まとめ
ルチノーはちょっと特別感がありますが、一般のセキセイインコと性格も仕草も変わりはないように思います。
人なつこく、表情が豊かでかわいいです。
どんな子も大切にお世話してあげたいですね。
今すぐチェック>>セキセイインコのペット保険は必須!?選ぶポイントについてはこちら♪
今のあなたにおすすめの記事