セキセイインコの日光浴について、調べてみました。

セキセイインコ 日光浴 時間

日光浴の重要性

私達は公園や池などにふと目をやると、野性の鳥が日なたぼっこをしている姿をよく見かけます。

鳥たちも、日光浴は自分達が生きていく上で必要不可欠な行為である事を本能で分かっているのでしょう。

確かに日光浴はカルシウムの吸収を促進させるビタミンDを体内で組成させるので、人間と同様に鳥たちにとっても、日光浴は丈夫な体をつくる為には非常に重要となります。

野生の場合はいつも外にいるので、日光が不足する事はありませんが、セキセイインコの場合は室内飼いが基本なので、どうしても日光浴が不足しがちになります。

また、日光浴には精神的な苛立ち感を抑制したり、体の消毒除菌効果もあるなど、インコの日常を助ける効果もあるので、日光浴の時間は確保させてあげたいものです。

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日光浴をさせる際の注意点

ここでセキセイインコに日光浴をさせる際の注意点、を挙げていきたいと思います。

まず日光浴は網戸越しにさせます。

窓越しだとビタミンDがインコの体まで届かず、意味をなさないからです。

天候は晴れてなくてもビタミンDは届くので気にしなくて構いません。

そして網戸越しの日光浴では猫やカラス、蛇などの外敵の存在にも注意を払う必要があります。

その際にはインコから目を離さず、飼主は必ず側にいてあげましょう。

またインコが口を開けて暑がっているなら、すぐに日光浴を中止します。

小型のセキセイインコの日光浴の時間は、約10分が基本となりますが、無用な熱中症を防ぐ為にも、ケージの中にも日陰を作ってあげて、日光浴の途中でも涼める環境を作ってあげましょう。

まとめ

この様にセキセイインコの日光浴の重要性と注意点について述べてきましたが、同じ生命活動を営んでいる以上、人間やインコに限らず、全ての動植物にとって日光は必須なものです。

特に小型動物のセキセイインコの場合は、わずかな日光浴の過不足でも体に異変を来しやすい動物と言えます。

飼主は普段からインコの体調に気を配り、適切な日光浴を心掛けて、丈夫で健康な状態でインコとの生活を満喫したいものです。


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