セキセイインコのメスは成熟すると体内で卵をつくり、交配しなければ無精卵として生み落とします。

たとえ1匹で飼っているとしても、メスが無精卵を産むことは自然なこと。

それ自体は問題ないのですが、卵を産むという行為にはそれなりのリスクが付きまといます。

卵を産むと体力を使うため、必然的に寿命も縮めてしまいますし、卵詰まりを起こすことによって命が危険にさらされてしまうこともあります。

もし産卵期以外にも頻繁に卵を産んでいたり、一度に10個以上の卵を産んでいたりするようなら、産みすぎと判断して対策を練りましょう。

一般的にセキセイインコが1回に産む卵の数は4~8個となっています。

セキセイインコ 無精卵 産みすぎ

セキセイインコの産卵期

セキセイインコのメスは、生後6か月を過ぎると成熟し、卵を産めるようになります。

ただし個体差があるので、生後6か月からすぐに産み始める子もいれば、まったく産む気配を見せないという子もいます。

産卵期は春~秋にかけての暖かい時期となるのですが、室内飼いで温度が一定に保たれていると、夏や冬でも産卵することがあります。

また、日照時間も関係していて、明るい時間が8~10時間を超えると産卵しやすくなってしまいます。

もしそれを超えるようなら、鳥かごをタオルで覆うなどして、明るい時間が長すぎないように調節したほうが良いでしょう。

卵を産みやすい環境に注意

鳥かごのなかに巣箱や隠れられる場所があると、産卵や子育てをしやすい環境が整っていると判断されてしまいますので、卵を産ませないためには巣箱などは入れないほうが無難です。

栄養の摂りすぎにも注意が必要で、身体に栄養を蓄えてしまうと、それを使って卵を作ってしまう習性があります。

餌のカロリーや脂質には気を付けましょう。

遊ばせすぎて興奮させたり、背中を撫でたりすると発情もしやすいので、卵を産みやすくなってしまいます。

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まとめ

メスのセキセイインコが春~秋にかけての産卵期以外にも卵を頻繁に産んでいたり、一度に10個以上も産んでいたりするようなら注意が必要です。

無精卵と言えど、産卵にはそれなりにリスクも伴い、メスの身体に負担をかけてしまいます。

セキセイインコが産卵しやすい環境というものを飼い主が理解して、卵をむやみやたらに産ませないような環境づくりをしていくことが大切です。


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