飼っているセキセイインコが無精卵を産んだとき、どうせヒナは孵らないからとすぐに撤去したくもなりますが、まずはセキセイインコの様子を観察してみてください。

もし卵に興味を示しているようなら、しばらく抱卵(卵を温める)させてあげましょう。

セキセイインコは一度の産卵で4~8個の卵を産むため、撤去のタイミングが早すぎると減ってしまった分の卵を産み続けてしまい、身体に負担がかかってしまいます。

抱卵の期間は、有精卵ならヒナが孵る18日前後を目安に。

18日を過ぎると抱卵を諦めるメスも多いので、様子を見て卵を撤去しましょう。

セキセイインコ 無精卵 撤去

18日を過ぎても抱卵し続けるのは良くない

多くのメスは、無精卵の抱卵も18日を過ぎると自然と諦めますが、なかには20日を過ぎても抱卵し続ける場合があります。

しかし、長期間の抱卵もまた、産卵と同じくらいメスの身体に負担をかけてしまうため注意が必要です。

卵を温めるときにはお腹の下で卵を包み込むため、お腹の羽毛が禿げてしまうことがあります。

また、体力を消耗して痩せてしまうこともあるので、抱卵させるときには餌の栄養バランスにも気を配ってあげましょう。

18日を過ぎると、ヒナの孵らない無精卵は腐り始めてしまい、衛生的にもよくありません。

メスの様子を見ながら卵を撤去したり、ペットショップに売っている偽卵と交換するなどして対処しましょう。

産んだ卵に興味がない場合は撤去して良い

 もしメスが産んだ無精卵に興味を示さず、抱卵する素振りも見せないときには卵を撤去してしまって構いません。

ただし、抱卵する気がないということは、有精卵の場合も同じである可能性が高いということ。

オスとの共寝の上で産んだ卵も抱卵せず、仮にヒナが孵ったとしても育児放棄をすることがあるので、有精卵を産ませることを検討中の飼い主さんは気を付けてあげてくださいね。

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まとめ

セキセイインコのメスが無精卵を産んだとき、卵に興味を示すようなら最長で18日前後、抱卵させることが可能です。

卵を撤去するタイミングが早いと、メスは減った分の卵を補充しようと産み続けてしまい、体力を消耗したり卵詰まりを起こしてしまう危険性があるので注意しましょう。

もし産んだ無精卵に興味を示さないようなら、すぐに撤去してしまって構わないのですが、その場合は有精卵でも同じことが起こってしまうことも考えられるということを頭に入れておいてくださいね。


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