セキセイインコが吐く症状があると聞いたことがあります。
このような時は、何が原因でどう対処するのでしょうか?
セキセイインコの水を飲まずに吐く症状の原因は
トリコモナス症というのが主な原因になります。
鳥特有の「そのう」と言われる、食べ物をいったん貯蔵するような場所にトリコモナスが感染することでセキセイインコは吐きます。
また、このような時には、生きて行くのに必要不可欠な水を飲めないことがしばしばあります。
「そのう」と言われるセキセイインコにもある貯蔵するところですが、食べ物をいったん貯めておくので、様々な病気の感染原因になります。
それもセキセイインコはかなり長い時間「そのう」に貯蔵するので、食べ物に何か問題があればすぐに体調の不具合となってあらわれるのです。
しかし、「そのう」があるおかげで食べ物を捕食する際に非常に効率よく狩りをする事が可能です。
ですので、自然界では特に「そのう」が大切なんですね。
トリコモス症になった時の対処法は何か?
トリコモス症になってセキセイインコが水を飲まずに吐き始めたら、早めの対応が必要となります。
「そのう」にトリコモスが感染すると、食べ物や水が喉を通りにくくなります。
その結果、大変な体力消耗となり悲惨なことになることもあります。
もちろん、早急に獣医に診てもらうことになりますが、どの様な処置をしてくれるのでしょうか?
初めに「そのう」からトリコモスを検出します。
その時点で、トリコモスが原因で吐いているのか確認します。
次に抗トリコモス剤を用いて具体的な治療を開始します。
まだ若いセキセイインコの場合は、体力消耗が激しく食欲がない時は、入院になるケースもあります。
まとめ
セキセイインコや鳥がもっている、「そのう」と言われる貯蔵庫がなんと、鳥にとってリスクになるということが意外でした。
考えてみれば、貯蔵できることは、自然界で狩りをする際に非常に便利です。
良い面と悪い面のある「そのう」ですが、実際にセキセイインコを飼っている方は、この貯蔵庫に色々なリスクがあることを知るべきです。
飼っていると餌をいっぺんに食べて「そのう」に貯蔵しているのは見たことがあると思います。
普段からセキセイインコを観察して、どのような生態かを理解することが大切ですね。
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