今回は、セキセイインコの骨格や目、足について調べました。
セキセイインコの体
セキセイインコは鳥ですから、全体的に飛ぶことを考えて軽めに造られています。
骨格も軽く脂肪もすくない上、強靭な筋肉を持ち合わせています。
また、消化器系や内臓もほとんどが小さく凝縮された構造となっています。
セキセイインコの骨格
セキセイインコの骨格も、飛ぶことに適した構造をしています。
飛ぶときに羽ばたく力に耐えうる強さに加えて、骨格すべてをあわせても全体の体重の5%ほどの重量しかありません。
またセキセイインコの骨格も骨折や、リウマチなどの病気を起こすことがあります。
セキセイインコの足の病気
・趾瘤症
趾瘤症(しりゅうしょう)はバンブルフットとも呼ばれる症状で、足の裏に赤いできものができる病気です。
原因は細菌に感染することによって起きますが、根本的な要因は、肝臓などの内臓系の機能低下による免疫低下か、単純にケージの中が不衛生であるというようなことが考えられます。
・疥癬症
セキセイインコの足が白いときは疥癬症を疑いましょう。
疥癬症とは、ダニの一種であるヒゼンダニに寄生されることによって生じる病気です。
ヒゼンダニは、鳥の角質を好んで寄生します。
したがって、くちばしや足に寄生します。
寄生するとインコの角質に穴をあけ、そこに寄生するのですが、その際にくちばしや足が白く変色しますので、それが感染に気付くサインだと言えるでしょう。
疥癬症の対策は、ケージを衛生的な状態にしておくことですが、それでもかかってしまう場合がありますので、そういったときは、動物病院で薬剤投与してもらいましょう。
・痛風
セキセイインコも痛風にかかることがあります。
セキセイインコが痛風にかかると、足の爪の間が腫れあがります。
インコにとっても相当ストレスですし、なによりも腎臓の代謝機能が低下している恐れがありますので、早急に動物病院で検査を受けることをお勧めいたします。
動物性タンパク質を多く接種しているインコが、痛風になりやすいそうです。
人間と似ていますね。
セキセイインコの目と病気
・もらいもの
セキセイインコも、人で言うところのもらいものになることがあります。
爪などで目をひっかいたり、何らかの形で目に菌が入り赤く充血したり瞼が腫れたりすることがあります。
大抵自然に治りますが、インコにとってもストレスですし、症状が悪そうであれば動物病院へ行きましょう。
・白内障
セキセイインコの黒目が白い場合は、ほぼ白内障でしょう。
白内障にかかるとはっきりと黒目が白く変色しますので、すぐわかります。
白内障は、先天性のものもあれば後天的になることもあり、原因もはっきりとしません。
視力が下がるためインコにとっては大変ですので、定期的に動物病院に通われることをお勧め致します。
まとめ
セキセイインコの足や目の病気は基本的にケージを清潔にした上、適正な食事をとれば予防できます。
しっかりケアしましょう。
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