セキセイインコを飼うきっかけが、手乗りインコを見て可愛くなり飼いたくなったと言う人は多く居ると思います。
実際に、手乗りされたら可愛くてたまらないと思います。
他に喋る事も覚えたら、色々な言葉を教えたり歌など教えたくなり楽しさも倍増してしまい、もう早く家に帰りたくなって仕事も残業しない様に頑張れるかも知れません。
可愛いからこそ日頃から良く見て、少しの変化も気付いてあげないとなりません。
今回は、オスがメス化してしまう時の行動など紹介します。
オスとメスの見分け方
人間にもある様に、セキセイインコにも性別がありオスとメスで分かれてます。
基本的な見分け方は、クチバシの上の付け根の部分の蝋幕(ろうまく)と呼ばれる所で判断します。
蝋幕が青ければオス、白ければメスと一般的には言われてます。
雛の頃は見分ける事が難しく、1〜2ヶ月程度で判別がしやすくなります。
オスのメス化?
結論から先に言いますと、オスがメスになるのではなくオスがメスの様な見た目や行動をする事です。
では、なぜそうなるのか?
全部がなるかと言えばそうではありません。
主な原因として『精巣腫瘍』が原因でオスのメス化が始まる事があります。
もちろんオスの個体が全てなる訳ではなく、精巣腫瘍でも2通りあり『エストロゲン分泌性精巣腫瘍』と『エストロゲン非分泌性精巣腫瘍』があります。
エストロゲン分泌性精巣腫瘍とは、簡単に言えば女性ホルモン分泌型で非分泌性精巣腫瘍は女性ホルモンが分泌しないタイプです。
精巣は熱に弱く、哺乳類などは外にありますが鳥は飛ぶ為には邪魔になるので体内にあります。
発情期になり体温が上がると発症しやすくなります。
具体的にどうなるのか?
オスとメスの見分け方でも説明した通り蝋幕(ろうまく)が青ければオス、白ければメスと言いましたが、エストロゲン分泌性精巣腫瘍だとオスの蝋幕が青から白へと変わってしまうため判断が難しくなります。
また、メスと似た動作も増えてきます。
治らないのか?
まだ症状が出てすぐの時なら手術は可能だと言われてますが、発見が遅れ進行してしまうとリスクが上がってしまいます。
精巣腫瘍の主な原因は、体温が上がる事です。
なので可愛いのは分かりますが、必要以上に愛情を注いで遊ばない事が予防にもなります。
インコのテンションが上がってくると、体温も上がり発症しやすくなってしまうからです。
他に目に見て分からない事もあるので、定期的に検診をしてセキセイインコの体調を管理してあげて下さい。
まとめ
セキセイインコは体も小さく可愛い鳥で、どうしても溺愛してしまいますが、それが体調を悪くさせる事もあるので必要以上に愛情を注がずに一緒に生活しましょう。
インコの体調の変化を感じ取る事も管理する事も、ペットとして迎え入れたら飼い主がしっかり見てあげないと誰も見てはくれません。
病気が悪化し手遅れになる前に、病院で見てもらいましょう。
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