ペットのセキセイインコの色が、知らず知らずのうちに変わっていることに気が付いた!
これは病気なの?と急に不安になってしまいますね。
実はこのセキセイインコの変色。
病気の場合と、そうでない場合とがあります。
病気の場合は適正な対処を要しますので、気を付けてあげたいところ。
以下に、病気でない場合と病気の場合の症状をご紹介します。
しっかり見極めて判断してあげてください。
病気でない場合
全体の色が鮮やかになる変色は、心配ないと判断できます。
セキセイインコは、生後5か月までにヒナ換羽で成鳥らしい色に変わってくるものです。
成長に伴う変化ですので、ぜひ楽しんで見てあげてください。
病気の疑いがある場合
①肝臓疾患
脂肪肝など、肝臓に異常があると羽毛の色が変わってくることがあります。
一般的にセキセイインコの場合は緑色の部分が黄色く、青い部分が白くなります。
また頭部の羽毛が黒や茶色に変色することもあります。
変色する理由は明確には解明しておりませんが、おそらく、羽毛を作るのに必要なタンパク質は肝臓で合成されているため、弱った肝臓にかなりの負担がかかっていることが羽毛の変色に影響していると考えられます。
上記症状が見られた場合は、すぐに獣医さんに連れて行ってあげてください。
②羽毛形成不全
羽毛の形が変わり、またすぐ抜けてしまう。
それに伴い、色もくすんだように変色します。
ねじれた羽毛が生えてきたり、生えたばかりの羽がすぐに抜けてしまう場合、栄養不足の可能性があります。
これは、羽毛形成不全と呼ばれます。
新しい羽毛を作るには、ミネラルやたくさんのタンパク質が必要です。
特に昔ながらのシードを主食にしている場合、ヨードが不足しがちです。
予防のためには、羽が生え変わる時期に専用のサプリメントを与えることをお勧めします。
③PBFD
パッと見の症状は②でご紹介した「羽毛形成不全」と同じ症状です。
しかし、PBFDは全くの別物で、インコやオウムに感染する恐ろしいウィルス病です。
この病気にかかった鳥は羽毛やくちばしに異常が出たり、免疫不全を起こしたり、最悪の場合命を落とすこともあります。
他のインコにも感染しますから、複数の鳥を飼っている場合はPBFDのインコを隔離する必要があります。
栄養不足とPBFDは、症状から見分けるのが難しいです。
羽毛の色に加え、なんだか形も変だぞと思ったら、すぐに獣医さんに診てもらってください。
まとめ
以上、羽の色が変わった場合の考えられる理由のご紹介でした。
ペットのインコちゃんの変化、しっかり見極めたいですね。
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