飼っているセキセイインコが止まり木に止まる際、足をかばっていたり歩き方がおかしいなと感じたら、病気になっている可能性があります。
よく観察すると足が腫れていたり、足の方向がおかしかったりするかもしれないので、注意深く見てみましょう。
異常があれば、すぐに病院へ連れていく事が大事です。
片足でいるということは、片足をかばっているということです。
麻痺の症状があるときは、足をしぼめたようにグーの状態でいたりします。
このままの状態で放置してしまうと、足を捻挫したり骨折したりすることも予想できますので、早めに対処したいものです。
足の麻痺から考えられる代表的な病気
・栄養性脚弱症、ビタミンB1欠乏症
栄養不足で起こる病気。
ひな鳥によく見られる病気です。
麻痺により、足のふらつきや引きずるような歩き方をします。
特にビタミンB1が欠乏すると、神経障害が引き起こされます。
症状が軽ければ市販のビタミン剤やペレットで改善しますが、心配であれば病院でビタミン剤を処方してもらう方がいいでしょう。
・ビタミンD欠乏症
ビタミンDは紫外線によって体内でつくられるため、室内飼いで日光浴不足であったり、冬場は特に発症率が上がります。
ガラス越しでしたら、1日30分程度日光浴をさせてあげてください。
上記以外にも、足に症状が出やすい病気いくつもあります。
・痛風
セキセイインコは発症しやすい病気です。
足に白っぽい腫れやコブがある場合に疑われる病気です。
腎臓の機能が低下し、飼い主さんの力だけでは治療が難しいので、病院へ連れていくことをおすすめします。
・疥癬症
ダニに感染すると、足やくちばしの表面が白く乾燥したようになります。
かゆみが強いので、こすりつけたりするしぐさが見られます。
重症化するとくちばしや爪が変形します。
病院へ通院すれば完治できる病気なので、インコがかゆがっているようなら受診を検討しましょう。
まとめ
足に症状が出やすい病気についてお伝えしましたが、人と同じで数多くの病が存在します。
インコの病気を防ぐためにも、飼い主さんはインコの行動を十分観察してあげてほしいものです。
ケージ内を清潔に保ったり、温度管理に気をつけるだけでも病気の予防になります。
セキセイインコは体が小さいため病気である場合は進行も早く、いつもとなにか様子が違うなと感じたら、すぐに対処してあげましょう。
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