セキセイインコを飼うとき、オスとメスのどちらを選べばよいのでしょうか。
オスとメスとでは性格も異なるようです。
今回はメスの性格を中心に調べてみました。
メスの性格
オスに比べると、静かでマイペースな性格であることが多いようです。
これはメスの立場や役割からきていると考えられています。
メスは卵を産み、子どもを育てるという役割を担います。
そのため、保守的で内向的な気質になったようです。
また、オスよりもやや気が強いです。
ほかにも、お喋りや歌を覚えるのがオスよりも苦手で、飼い主に対してもべったりなつくというよりはクールに接する傾向にあるようです。
これも、繁殖期にオスはメスにアピールしようとさまざまなパフォーマンスを披露しなければならないために、オスの方がおしゃべりの習得に長けていると考えられています。
外見的特徴
メスは体の色が、オスよりも地味です。
また、雌雄を見分けるときはろう膜に注目します。
ろう膜というのは、くちばしの根元にある鼻の穴が開いている部分の柔らかい膜のことです。
・幼鳥の時期のメス ～ 鼻孔の周辺が白っぽくなっています。
・若鳥のメス ～ ろう膜が白や薄い水色で、艶がありません。
・成鳥のメス ～ 濃い肌色や茶褐色であることが多いが、薄い青色のこともあります。
やはり艶はなく、かさついています。
ただ、ろう膜だけで雌雄を見分けることは実際とても難しいようです。
種によっても変わりますし、ホルモンの影響で色が変化することもあるからです。
特に雛の雌雄判別は困難のようです。
飼育しやすいメスの特徴
オスに比べると鳴き声が小さく、お喋りも好みません。
また、ひとりでいることをオスほど苦にしません。
こういった特徴を考えると、インコにお喋りを求めていない方、仕事などでインコに留守番させる機会が多い方にはメスの方が向いているといえるようです。
まとめ
オスに比べるとクールでマイペースとはいっても、セキセイインコですので親身に世話をしてあげればメスもよくなつくようです。
ただ、当然のことですが、個体差がありますので、メスでもお喋り好きな子もいれば淋しがり屋の子もいます。
逆にオスでもコミュニケーションが苦手な子もいます。
こういうところは人間と同じですね。
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