本来野生のひな鳥であれば、親鳥から口移しで餌をもらい成長します。
挿し餌とは、飼い主が親鳥の代わりとなって餌を与えることです。
ひな鳥が挿し餌から一人餌に切り替わる時期は、だいたい生後40~50日前後と言われています。
では、挿し餌はいつまで続ければいいのでしょうか。
挿し餌を嫌がるときは
挿し餌の温度が低いと食いつきが悪いので、人肌以下にならないようにしましょう。
連れ帰ったばかりのひなは、環境に慣れていなかったり、挿し餌がペットショップで与えていたものと違ったりすると最初は食べてくれないかもしれません。
初めてインコを飼う方は、ペットショップでどんな挿し餌を与えていたのか、どんな風に与えていたのかを教えてもらうと安心ですね。
挿し餌から一人餌へ
ひな鳥にいつまでも挿し餌を与えることで、そのう炎などの病気になる可能性もありますので、徐々に自分で餌を食べることに慣れていかなければなりません。
挿し餌はふやかして与えるため、水分を含んでいます。
そのうという食べたものを一時的に溜めておく器官があるのですが、そこに挿し餌が残った状態で餌を与えてしまうと、水分を含んだ餌がそのうで腐ってカビや細菌が繁殖し炎症を起こしてしまいます。
これがそのう炎です。
では挿し餌を早めに切り上げればいいのかというと、ひな鳥が栄養不足になって弱ってしまうケースもありますので、一概に早い方がいいとは言い切れません。
目安としては、生後30日あたりから一人餌の練習を始めます。
ひな鳥の成長や餌に対する食いつき、体重管理など、慎重に移行していきましょう。
一人餌におすすめなのは、自然の餌に近いシードです。
餌入れにシードを撒き、食べる前に体重をはかっておきましょう。
撒き餌を食べているかの判断がしやすくなります。
ひながシードをついばむ姿が確認でき、体重が減っていなければ挿し餌を減らしていきます。
まとめ
一人餌練習時は、過剰なスキンシップは控えるようにしましょう。
ひなが遊びに集中してしまい、撒き餌を食べなくなったりします。
かわいくてかまってしまう気持ちもわかりますが完全に一人餌に切り替わるまではぐっとこらえて、インコの成長を見守りましょう。
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