生活に潤いを与えてくれるペット。
今回は、最近ペットとして人気が急上昇中のセキセイインコのヒナを飼うときの方法と、セキセイインコが病気にかかったときの強制給餌について、みてみましょう。
セキセイインコのヒナを飼うときのポイント
セキセイインコをヒナから飼い始めるときには、いくつかのポイントがあります。
まず、ヒナに餌を与えられる時間が確保できること。
セキセイインコのヒナは、親鳥から口移しで餌をもらいます。
ヒナの状態から飼い始めるということは、親鳥の代わりをしなくてはいけません。
これを挿し餌といいます。
ヒナが自力で餌を食べられるようになるまで、7時から21時くらいの間に7回前後挿し餌できることが必要です。
次に、どのようなヒナを購入するかも大事なポイントになります。
展示されているヒナの中で、活発に動いている、餌をしっかり食べる、よく鳴いているものを選ぶとよいでしょう。
他にはくちばしの周りや肛門の付近が汚れていないか、足や爪が曲がっていないかなどもチェックすることをオススメします。
餌は、アワ玉とパウダーフードとと混ぜて36~38℃くらいのお湯を加えたものを与えます。
火傷してしまうとヒナは餌を食べなくなりますので、気をつけましょう。
やわらかくなるまでしっかりと混ぜて飲み込みやすいものを作ってあげましょう。
一回の量は満腹で食べなくなるまで、これを一日7回程度繰り返します。
ヒナの成長とあわせて、だんだんと減らしていくといいでしょう。
病気のときの強制給餌について
セキセイインコはヒナだけでなく成鳥になっても病気などで餌を食べないと、最悪の場合命を落としてしまうことにもなりかねません。
ここでは餌を食べなくなったときに行う、強制給餌についてみてみましょう。
まず餌を食べなくなった際は自己判断ではなく、しっかりと受診をして強制給餌を行うかどうかをしっかり獣医さんに判断してもらいましょう。
原因をしっかりと突き止め、専門家に判断を仰ぐことが重要です。
道具は、ピストンとフィーディングニードルを使います。
ピストンにパウダーフードをしっかりと溶いたものを入れます。
この際ニードルに詰まると事故につながるので、粉末はできるだけ細かく、餌は滑らかにすることが重要です。
左手でセキセイインコを包み込むようにもって、インコが真っ直ぐになるように保ちます。
人差し指・親指・中指で首・頭を固定して、くちばしの横からニードルをのどの奥に挿入します。
腹部にでっぱりを感じられれば、気管に入っている心配はありません。
あとはゆっくりとピストンに入っている餌を与えます。
インコの体力を消耗することにもなりますので、手早く行うようにしましょう。
まとめ
今回はセキセイインコのヒナと病気のときの給餌についてお話しました。
どちらも体力が落ちていて、一つ間違えば命を落としてしまう状態になることもあります。
しっかりと餌を与えてあげて、長くペットと過ごせる環境を整えるように心がけたいですね。
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