手があまりかからず飼いやすいから、といった理由でセキセイインコを飼われる方も多いようです。

ですが、飼いやすいセキセイインコも、知らないと恐ろしい病気になってしまうことも!

少しの飼い主さんの気遣いで、セキセイインコを恐ろしい病気から守る事ができます。

セキセイインコ 精巣腫瘍 予防

セキセイインコの精巣と精巣腫瘍

セキセイインコでオスがかかりやすい病気として、「精巣腫瘍」が挙げられます。

「精巣腫瘍」とは、ヒトがかかる病気でもあるため耳にした事がある方も多いかもしれません。

その名の通り、精巣に腫瘍が出来てしまう病気です。

精巣というものは、熱に弱くヒトなどは身体から飛び出した部位にありますが、セキセイインコなど鳥類は、飛ぶときの妨げになってしまうため精巣は身体の中にあります。

精巣は熱源に弱いとされているため、体内に精巣を持つセキセイインコは少しのことで危険に!

例えば、成熟期に訪れる発情期には発情と共に体内に熱がこもりますので、さらに危険地が高くなり精巣腫瘍を発祥するリスクが高まります

精巣腫瘍は、前述した通り精巣に腫瘍ができる病気です。

体内に精巣があるセキセイインコにとって腫瘍が出来てしまうと、ただでさえ小さな身体は腫瘍によって膨らみます

精巣が大きくなってきて、セキセイインコのお腹も膨らみこの時点で、セキセイインコ自体にはすでに麻痺が起こったり、排便がうまく出来ないなどの症状が出ていますが、お腹が出てきてやっと飼い主さんが気づく事が多く、その時には、手遅れ・・・なんてことも。

なので、そんなことにならないためにも早期予防が必須です!

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精巣腫瘍からセキセイインコを守ろう!

早期予防と言っても難しいことではありません。

セキセイインコの精巣腫瘍発症危険時期である発情期は、飼い主さんがセキセイインコをかまいすぎてセキセイインコが恋と勘違いし発情してしまうことが多くあります

なので、飼い主さんもセキセイインコを可愛がりたい気持ちは抑えつつ、かまっているうちにセキセイインコがヒートアップしてきたなと思ったら一旦他の事へ気をそらしてあげるなど、クールダウンが必要です。

また、なによりもプロに診て頂くのが一番!

セキセイインコの精巣腫瘍は、早期に見つける事で対処の幅は広がりますし、完治する可能性もグンと上がります。

なので、定期的に病院に連れて行き獣医さんに診察して頂きましょう。

少しレントゲンを撮るだけで腫瘍の有無は分かりますので、予防のためにも最低1年に1回は診察を受けるようにしましょう。

まとめ

一見、名前だけ聞くと手の打ち所がないようい聞こえるセキセイインコの精巣腫瘍ですが、些細な飼い主さんの気遣いで十分に防げます。

小さい身体に苦しい想いをさせないためにも、飼い主さんがしっかりと予防しセキセイインコを精巣腫瘍から守りましょう。


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