セキセイインコがかかる病気
セキセイインコにも人間と同じように様々な病気があります。
風邪の症状もあり、ここから鼻炎や呼吸疾患などに発展します。
その他感染症もあり、バクテリアやクラミジア、マイコプラズマ感染により発病することもあります。
疥癬というダニの一種による皮膚の病気もあります。
ストレスやアレルギーもあり、病気の種類も症状も多岐にわたります。
獣医学も日々進歩していて、治療出来る病気も増えてきましたが、日頃からの健康観察が最も大切で、少しでもいつもと違う様子があれば、受診したほうがよいでしょう。
セキセイインコの鼻でわかる病気とは?
オスの蝋膜の変色から精巣腫瘍が判明します。
通常、きれいな青色をしていますが、病気にかかるとだんだんと茶色や黒色に変化していきます。
これは、いわゆる女性ホルモンが関係していて、オスがメス化していくのです。
メスの蝋膜の変化で茶色くなっていくのは、発情している証拠で病気ではありませんが、卵の産みすぎや卵詰まりで処置が必要になる場合があるので、注意したほうが良いでしょう。
そしてオスメス共に、蝋膜に白い穴や角質の塊が現れたら、疥癬症の疑いがあります。
また鼻以外にも、首の付け根に充血が見られるとそのう炎の疑いがあり、くちばしに異常が見られたり急な体重の増減があれば、肝臓疾患の疑いが出てきます。
羽が抜けたのに、新しい羽が生えてこない場合はウイルス性の羽毛疾患の可能性があります。
体調が悪くなっても、あまり覚らせず隠す傾向にあるといわれるセキセイインコですが、このように、体の各部分にサインが出たり、食事量や活動量の変化でいち早く病気を見つけることが出来るのです。
まとめ
近年のペットブームにより動物病院の数は多くありますが、鳥専門の病院となると軒数は少なく、緊急で診察してもらえる病院はもっと少ないと思います。
体が小さい分体力も少ないので、1~2日で急変する可能性も十分あります。
日頃から定期健診などでこまめに病院との連携を取っておくことが、より良いペットとの生活につながるのではないでしょうか。
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