鳥を飼ったことのない方にはPBFDという病気はあまり聞き慣れない言葉ですよね。
このPBFD、セキセイインコやヨウム、白色オウムでかかりやすい病気なのだそうです。
このPBFD、どんな病気なのでしょうか？
症状などを調べましたので、ご紹介します。
PBFDって何？
PBFDとは、サーコウィルスというウィルスが感染することで発症する難病のようです。
人間でいうエイズのような病気で、免疫力が低下してしまう病気です。
また、ワクチンや発症後の確固たる治療薬がない難病です。
PBFDの原因
PBFDになってしまう原因としては、感染鳥との接触感染、感染鳥の糞や脂粉などによる空気感染、感染鳥が使用した鳥用品を消毒をせずに使用してしまう、などがあるようです。
メガバクテリアなどとは違い、親から子への感染ではないようですね。
PBFDの症状
PBFDの症状として、羽毛の急激な脱毛、換羽後に変形などの異常な羽根が生えてくる、羽根が完全に生える前に抜けてしまう、羽軸に血が溜まる、くちばしが変形する・欠ける、免疫不全などがあるようです。
PBFDで怖いのはウィルス自体よりも、免疫力が低下して起こる二次感染です。
普段ならなんでもない細菌でも、免疫不全により簡単に病気になってしまい、最悪の場合セキセイインコが亡くなってしまうこともあるようです。
PBFDの治療・予防法
PBFDを完治させるための治療法は今のところ確立されていないようです。
ですがインターフェロンの投与や栄養バランスに気をつけたり、ストレスを与えないようにするなどの治療を根気よく続ければ、ウィルスが確認されない状態になる個体もいるようです。
諦めずに治療をしてあげましょう。
また、予防方法も確立されたものはありませんが、消毒をすることでだいぶ予防できるようです。
セキセイインコに触る前には、まず消毒をするように心がけましょう。
特にペットショップなどの、鳥と多く接触するような場所に行った場合は気をつけるようにしましょう。
まとめ
PBFDはセキセイインコがかかりやすい病気で、症状としては羽根の脱落や羽根の変形から始まり、免疫不全になってしまう恐ろしい病気です。
治療法も予防法も確立はされていませんが、根気よく治療を続ければ回復する可能性もある病気なので、諦めずに治療をしてあげてください。
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