セキセイインコの飼い方　冬の室温と温度について

野生のセキセイインコは、比較的寒さには強いと言われている鳥です。

よく動物園などでも、屋外で飼っているのを見かけますよね？

しかし雛のころから人間の家で、飼育されているセキセイインコはそうとは限りません。

特に生後1年未満から2歳までの若鳥は、寒さに慣れきっていない個体も多く、急激な温度差は体調を悪くしてしまう原因になってしまいます。

そこで今回は、冬のセキセイインコの飼育環境についてまとめました。

目安は？

ではだいたい何度くらいが適正か、という疑問が湧いてきます。

これは冬だけではなく夏の温度管理でも言えることですが、免疫力を高めるためにもあまり過保護にせずに、セキセイインコが発する「暑い・寒い」のボディランゲージをきちんと観察しながら、そのコに合わせた過保護になり過ぎない温度管理がいいと思われます。

あまり過保護だと、換羽が長引いて体調を崩したりします。

ただし、生後1才未満で初めて冬を越す鳥さんや病気の鳥さん、そして老鳥さんの場合は、温度管理には十分な配慮が必要ですよ。

 

以下はセキセイインコの、年齢別、 冬の室温の目安です。

●　生後1年未満の雛：24～30℃

●　1～6歳の成鳥：20～25℃

●　7歳以上の老鳥：24～30℃

●　病気にかかった鳥：30℃

あくまで目安ですが、これくらいの室温を目安に管理すると、体調を崩さずに過ごせるでしょう。

ヒーターやサーモスタット等の補助器具うまくを使い、ケージ内の空気を暖めるのがポイントです。

そして冬の夜は特に、ケージに布をかけるのを 絶対に忘れてはいけません。

インコは隙間風や冷気の流れに非常に弱いです。

たかが布一枚かけなかったせいで、 翌朝落鳥・・・。

泣くに泣けないですよ。

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まとめ

突然寒い環境に放り出すのは論外ですが、健康な成鳥なら15度前後でも大丈夫です。

病弱にしないためにも、ある程度は日本の冬に慣らすほうが良いでしょう。

インコの体質もありますので、飼い主さん、獣医さんの判断で、慣らしていってください。

しかし最初にも言いましたが、生後1年未満の、初めての冬越しの子は、しっかり保温することを 推奨します。

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