セキセイインコ は、オウム目・インコ科・セキセイインコ属に分類される鳥で、オーストラリア原産の小型のインコです。

癒し系パートナーとして人気が高い彼(彼女)らですが、見た目の通り、本当に繊細で臆病な動物です。

良かれと思ってとった行動も、最悪、命を奪ってしまう危険性があります。

そこで、特に重要な最初の1ヶ月を元気に大切に飼う際の飼育ポイントをまとめてみました。

セキセイインコ 飼い方 一ヶ月

最初の1ヶ月の付き合い方

まず迎える時期は?

前に書いた通り、セキセイインコは非常に繊細な生き物です。

購入する場合中規模以上の街のペットショップであれば、比較的簡単に出会えるかと思います。

もともと温暖なオーストラリア原産であり、とっても寒い冬場や、逆にとっても暑い夏場のような過酷な時期は、あまり育成には適していません。

ですから新しく彼らを迎える場合、比較的穏やかな季節である「春」や「秋」に産まれたヒナが良いかと思います。

春であれば2月から4月、秋であれば9月から11月程度までの子なら、比較的健康で元気な子に巡り会えるのではないでしょうか?

ペットショップなどで販売されているセキセイインコには、どの時期にどの都道府県で産まれたかが店頭ラベルに明記されているので、これらを参考にされてみてください。

 

仲良くなっておしゃべりを楽しみたいという方に

まず、セキセイインコを初めて購入する方にとっては、どのような基準で選べばいいのでしょうか?

やはり基本となるのが「できるだけヒナを購入する」というところ。

ペットショップによっては、既に成長した大人のセキセイインコを販売していますが、仲良くなったり、好きな言葉を覚えさせたいのなら、できるだけヒナの段階でのお迎えがいいです。

鳥類の習性で毎日欠かさず餌を与えてくれる人に対して、懐く習性「刷り込み」を持っていますから、仲良くありたいのであれば必ず「生後1週間~1ヶ月以内」の元気なヒナの子を迎えましょう。

あと言葉をしゃべるのは男の子だけですから、その点も忘れないように。

 

最初の一ヶ月の過ごし方

まず、セキセイインコをヒナの段階からお迎えした場合の住環境について。

「できるだけ広いところでのびのびと!」というのが親心でしょうが、あいにくまだ足腰が弱いので、止まり木に止まることができません。

そこまで大きなものではなく、小さな虫かご程度の鳥かごを使いましょう。

大抵、ケースの底部分に座って過ごすことが多いので、ある程度成長するまでの間は、床面が平らで広いものが望ましいです。

また足の怪我の予防や防寒対策として、ティッシュペーパーや上質な紙(インクを使用していないもの)を細く裁断した物を敷き紙として敷いてあげてください。

トイレットペーパーは水分で溶けてしまうので、あまり向いていないと思います。

良くあるのが新聞紙やおがくずを使うという方。

これはダメです。

インクの臭いが安眠を妨げたり、防腐剤入りの木材からできたおがくずは身体に悪影響を及ぼす可能性があります。

ご注意を。

そして一番重要なのは、清潔な環境で飼ってあげること。

セキセイインコに限らず鳥類は所構わず糞をしますが、実のところ、自ら出した汚れであろうと、それらをストレスに感じてしまうほど敏感です。

また糞などを放置しておくと、それらを媒介に有害な細菌やダニなども繁殖してしまうので、出来るだけ鳥籠の掃除は毎日欠かさず行う事が大切です。

また、1週間に1度は必ず、鳥籠から出し、そのまま鳥籠を天日干し、或いは熱湯消毒すること。

加えて鳥かごの止まり木として「木製」の物が使用されている場合、最低でも1ヶ月に1度、お鍋などで沸騰するまで沸かした100℃前後の熱湯をかけ、内部までしっかりと消毒し、ダニなどの繁殖を抑えてください。

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まとめ

小鳥はとにかく暖かいところで過ごすのが大好きです。

気持ちの良い環境で仲良くなってください。


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