雛から飼い始めたセキセイインコ羽根について知識、のまとめです。
セキセイインコの換羽と病気
換羽(かんう)または鳥屋(とや)と呼び、古い羽根が落ちて新羽根に生え換わる事です。
セキセイインコの雛は、生後一カ月ほどで羽根が揃って尾羽もしっかりしてきます。
雛換羽が終わると、独特の綺麗な色が発色します。
生後一カ月ほどで、成鳥と見た目はそう変わらなくなります。
雛換羽は巣立ちとして、生後半年以内に一度あります。
換羽期の特徴として新しい毛(筆毛)が生えてくるので、頭部など肌の辺りがツンツンとした感じ(ハリネズミみたい)になり、身体を震わせるだけで毛が簡単に落ち、成鳥の羽根に変わります。
本来、自然界では繁殖期の前と繁殖期の後で換羽があります。
しかし、ペットとしての環境で飼われている、成鳥のセキセイインコの換羽は一年に少なくとも1回、もしくは2回あります。
その多くは繁殖期が終わった頃に換羽を始めますが、季節の温度変化等を感じにくい為換羽時期が読みづらく飼育環境によって個体差があります。
もしも、抜け落ちた羽根の根元に血液の凝固が見えたり、とても元気のない場合は(PBFD)オウム類嘴羽毛病といい、オウム目の鳥すべてを冒すウイルス性疾患の可能性もあります。
このウイルスは鳥の羽嚢と、嘴および爪の増殖細胞を攻撃し、このことにより進行性の羽毛の奇形とエシを引き起こします。
こういった症状の場合は病気の可能性もありますので、病院で一度みて貰ったほうが安心です。
- 症状としては、抜けた羽根の根元に凝固した血液がみられる。
- 羽根後に変形した羽根が生えてくる。
- 食欲不振 下痢。
- 嘴の変形 腫瘍
- 免疫不全
- 脂粉の減少
などです。
セキセイインコの換羽時期の体調
換羽時期は、その過程でエネルギーを必要とします。
体内の免疫力も弱まって体調不良に陥ってしまうこともあり、普段より元気が無くなってしまいます。
セキセイインコの換羽時期には代謝率が増加し、体重減少や、肝臓で蛋白質合成が多くなり機能も低下します。
セキセイインコのご機嫌が悪くなりイライラすることも多く、動く気力を無くします。
愛鳥であるセキセイインコの体調が悪そうで心配になりますが、無理に構ったり触ったりしないほうがよいでしょう。
室内環境としては湿度を50パーセントに保ち、紫外線を多く浴びせるのが理想的です。
食事はたんぱく質、カルシウム、ビタミンが必要です。
体重減少に気を配ってあげましょう。
市販のエサに加え、愛鳥の好みの緑黄色野菜なども混ぜてあげて下さい。
ほうれん草は与えないでくださいね。
まとめ
国内ではコンパニオンバードとして人気のセキセイインコ。
見た目の美しさと愛くるしい動き、沢山のコミュニケーションを取ることによって、セキセイインコは私たちをパートナーと思って日常の生活の癒しとなってくれます。
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