セキセイインコを飼っていると、どうしても発情期というものがあります。
その時期に気を付けてあげる大切なことを、まとめてみました。
セキセイインコが発情期の時はどんな行動をするの?
セキセイインコは雌、雄にかかわらず、おとなしかったのに突然攻撃的な行動をするようになります。
ひどく噛みついたりしますが、発情期が過ぎると元にもどります。
・雌(メス)の発情期の注意が必要な行動
雌のセキセイインコが発情すると、雄と交配しなくても卵を産むことがあります。
発情が続いて、一度に5,6個の卵を産むことを繰り返していると、卵にカルシウムなどの栄養が奪われて健康を維持するのに必要な栄養が失われてしまうのです。
心配なのが「卵詰まり」や「卵管炎」という病気です。
卵詰まりとは、卵が卵管内に詰まり出てこない病気で最悪の場合、命を落とすこともあります。
卵管炎は、卵管が炎症を起こした状態です。
卵詰まりや産卵のしすぎが原因で起こります。
・雄(オス)の発情期の注意が必要な行動
雄に観られる代表的な行動は吐き戻し、お尻をすりつけたりします。
吐き戻しは、本来メスに口でエサをプレゼントする行為です。
吐き戻したものを食べてしまったりするので、清潔にしてあげた方がいいと思います。
セキセイインコの発情行動を抑制する対処法
大切なセキセイインコを守るために知っておくと安心です。
①部屋を暖かくしすぎない
部屋やケージが暖かいと、発情につながります。
寒がる様子が見られず、元気なら暖房はいりません。
暖かいと巣のような心地になってしまうのです。
②日照時間は短く
セキセイインコは、1日の日照時間が長いと発情しやすいようです。
人工の光でも同様で、夜更かしはさせずに、早寝17時か18時頃には暗くしてあげるといいようです。
③スキンシップを控える
度を過ぎての発情をしているようなら、発情期間は「目を合わせない」「そもそも見ない」くらいは必要かもしれません。
④巣をイメージさせない
エサ入れを巣とみなしてうずくまる子もいます。
体が入らないくらいの大きさのエサ入れにする工夫を。
⑤適度な緊張感を与える
いつもと違う部屋にケージを移動させて少し落ち着かない環境にする。
人で出入りが激しいところに置いてみる、など。
適度な緊張感を与えると、発情しなくなることがあります。
まとめ
セキセイインコを守るために、上手に発情期を抑制したり管理が必要です。
発情期の間はどうしても飼い主にとっても辛いところですが、この時期が過ぎ去るまでの我慢です。
落ち着いたら元にもどるので、気持ちにゆとりをもって接したいですね
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