ペットの中でも、その飼いやすさとお手ごろな価格で人気のセキセイインコ。
鳥目といわれるほど、鳥類は暗闇では目が見えません。
しかし、セキセイインコは暗闇でも人間と同等の視力を持つといわれています。
今日はそんなセキセイインコの睡眠に、注目していきたいと思います。
セキセイインコは昼行性
暗闇でも目が見えるというお話は先ほどしましたが、多くの鳥類がそうであるように、セキセイインコも昼行性です。
基本的に日の出とともに日中行動をはじめ、日の入りとともに就寝するというのが野生のセキセイインコのリズム。
ペットとして飼われているインコにも、それはあてはまります。
しっかり寝ているから大丈夫と思っているセキセイインコも、人間の起床と就寝に合わせてみると、睡眠時間が足りていないことが多いのです。
人間の睡眠は、時間~8時間が理想的といわれています。
7時に起床する習慣がついていると仮定すると、理想的な就寝時間は23時~0時ということになります。
セキセイインコは日の入りから日の出までを睡眠時間と考えると、季節によっても変わってきますが、だいたい10~12時間の睡眠時間が必要となってきます。
セキセイインコの生活リズムの作り方
日の出から日の入りといっても、季節によって異なってきます。
日の出は5時~7時、日の入りは17時~19時くらいを目安に考えるのがよいでしょう。
ただ、この時間に私たちが完全にあわせることはほぼ不可能と思われます。
そこで、セキセイインコだけでも、この時間のサイクルに近い環境を整えることが必要になってきます。
まず、日の入りの時間が近づいてきたら、暗い部屋にケージを移して、睡眠がとりやすい環境を整えてみましょう。
また、遮光カーテン等をかぶせて、ケージ内に光が入らないようにすることもよい手段です。
また、タイマーつきの照明を使用して、暗い時間と明るい時間を定期的に作るのも効果があります。
リズムが狂うとこんなことも・・・
セキセイインコの体内リズムが狂ってしまうと、発情期がおきてしまいます。
これは産卵期の、春や夏が日照時間が長いことに起因しています。
他には昼間と勘違いして、夜鳴きが止まらないこともあります。
夜鳴きからホルモンバランスが崩れ、病気に発展していくこともあるので、注意が必要です。
まとめ
ペットとして人気が高いセキセイインコ。
人間と暮らしやすい反面、人間に全て合わせてしまうと、健康を害してしまいます。
人間とセキセイインコ、お互いに長く暮らしていくためには、工夫が必要なんですね。
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