皆さんの生活に潤いを与えてくれるペット。
何を飼うか選ぶとき、最近の生活スタイルから住宅事情にそれほど左右されない鳥類をペットにする人が増えています。
セキセイインコは、その中でも手ごろな価格と飼いやすさで人気があります。
手ごろな中でも注意しておきたい病気やに老鳥期のことについて、考えていきましょう。
どんな病気があるの?
セキセイインコが掛かりやすい病気として、どんなものがあげられるでしょうか。
ここではいくつか代表的なものを、紹介していきたいと思います。
1.疥癬
トリヒゼンダニというダニを介して移る皮膚病です。
セキセイインコだけでなく、他の鳥にも伝染してしまうことがあります。
かゆみが非常に強く、皮膚が腫れてかさかさに乾燥します。
くちばし・つめ等の形が変わってしまうこともあります。
2.下痢
セキセイインコにだけでなく、インコ全般は消化器官が非常にデリケートです。
特に老鳥は下痢をきっかけにして、さまざまな病気を発祥することがあります。
かごの衛生を保つ、適温状態での飼育、その他環境の変化を少なくすることで発症をおさえることができます。
3.そ嚢炎(そのうえん)
食べて体内に入った餌を吐き出す、餌を口に入れるだけで飲み込まず、首を左右に振って餌をまくようなそぶりを見せるときはそ嚢炎の疑いがあります。
そ嚢は胃と違い酸性度があまり高くないため、細菌やカビ、その他外敵の温床になりやすい部位です。
前述のような症状があったら、すぐ病院に受診してください。
そのほか、異物摂取やかごから出した際に部屋の家具に当たる等の外傷でも病院を受診するケースもあるようです。
泣き声・食欲等でいつもと違うことがあったら、身体の異変を考えるようにしてください。
老鳥期ならでは調整(止まり木・餌)
老鳥期に入ると、以前できていたことが機能の衰えによりできなくなることがあります。
特に飛行力と食欲の低下が顕著になります。
飛行力の低下はケージ内での落下事故につながりますので、小さいケージに変える、止まり木の位置を少し下げて飛ぶ負担を下げる、ブラスチックのケース等でケージの天井を下げるといった工夫をしましょう。
またくちばしの力の低下により、殻つきのえさが食べにくくなることがあります。
殻つきの餌の方が栄養価の面ではよいのですが、老鳥にとっては殻をかみくだくのも一苦労。
それが原因で餌を食べられなくなってしまうことも考えられます。
食べやすいものに変えることでスムーズに栄養摂取できるようになるのです。
まとめ
セキセイインコは初心者にオススメのペットではありますが、間違った知識や知識不足によっては寿命がとても短くなってしまいます。
しかしちょっとした工夫・心づかいで末永いペットライフを満喫できるのです。
正しい知識で皆さんのペットライフがより素敵になりますように。
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