セキセイインコの巣引きは、それほど難しくありません。
しかし、インコにとって産卵は命にかかわる大変な行為であることは事実です。
気軽にチャレンジする前に、インコの体にできるだけ負担をかけず安全に産卵させられるよう、巣引きに適した年齢について調べてみました。
セキセイインコが安全に巣引きできる年齢
親鳥の負担を少なく、安全に巣引きをするためには1歳から3歳くらいがよいでしょう。
セキセイインコの性成熟は生後6~8ヶ月ごろですが、巣引きを行うには若すぎても年を取りすぎてもよくありません。
適齢期以外の巣引きは、産卵のときに卵詰まりを起こす確率が上がります。
卵詰まりは処置が遅れると命を落としてしまうこともある、危険な病気です。
適齢期の巣引きでも、回数や季節に注意
初めての巣引きに成功したら、相性の良いつがいは年に5回くらい産卵します。
しかし、産卵は母鳥の体力を消耗させ、大きな負担がかかります。
そのため、巣引きは年に3回までにとどめておくようにコントロールしましょう。
また、セキセイインコは環境や条件が良ければ季節に関係なく発情をしますが、親鳥の体力を考えて湿度の高い梅雨や暑い夏、寒い冬は繁殖させずに休養させるようにしましょう。
気候の良い春や秋が、最適な繁殖期です。
過剰な発情を防いで計画的にコントロール!
セキセイインコの巣引きは簡単ですが、その分過剰な発情を抑制しないと親鳥の体に大きな負担が掛かってしまいます。
インコの発情を抑えるには、発情させる要因を極力なくしていくことです。
発情させる要因としては餌の栄養価が高すぎる、部屋の温度が高すぎる、明るい時間が長すぎる、などがあります。
ペットとして飼われているセキセイインコは餌の心配や外敵を恐れることもなく、心地よく安心できる環境にいます。
ストレスのない環境は過剰に発情しやすくなってしまうので、インコの体を考えると過保護になりすぎず、適度な緊張感と適度なストレスを与えるのも大切なことなのです。
まとめ
セキセイインコの巣引きは簡単に行えますが、環境や状況が良すぎるとどんどん増えてしまうことになりかねません。
インコの年齢や体力を考慮し、体に負担が掛からないように上手に発情をコントロールするよう心がけましょう。
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